円毛脱毛症 

円形脱毛症 と聞くといきなり髪の毛が抜けてしまった、何かの強いストレスを感じたからと思われる方もいらっしゃいますが 実は、最近の研究で自己免疫が原因であるといわれています。

円形脱毛症と自己免疫? 何か関係なさそうだなと思われる方もいらっしゃると思いますが実は関係があります。

結論からいうと、何らかの原因で、Tリンパ球によって毛包へ攻撃しているからです。自己免疫というのは、人間の身体には免疫機能が備わっています。本来は身体に有害なウィルス等をやっつける働きがあるのですが、何らかの障害によって自分自身を攻撃している状態です。

話を戻しますが、円形脱毛症の方のヘアサイクルは、成長期 退行期 休止期とあるサイクルのうち成長期から退行期へと移る期間が通常よりも短くなっています。

また、抜け落ちた毛髪の毛根をよく見てみると、萎縮毛と言われる状態で毛根がない様な状態になっている事が多いです。ですので急激に髪の毛が抜け落ちたり、抜け落ちた毛髪をみて毛根がない状態であれば毛髪等に詳しい皮膚科を受診される事をお勧めします。

円形脱毛症は、自己免疫説が主流となってきていますが、個人によって原因は違ってきます。

・急激なダイエット

・内分泌ホルモンによるもの

・膠原病等

・感染症によるもの

・産後起こるもの 等があります。

もし、急に円形脱毛症があなたの身に起こっても、慌てずに適切な対処法が大事になってきます。

男性型脱毛症についても説明をしますね。男性型脱毛症も聞いた事あるのではないでしょうか?

いわゆる、AGA(Androgenic Alopecia)です。

これは、一体何かというと、男性ホルモン(テストステロン)が毛髪の細胞に影響を与えてしまう事で、毛母細胞が細胞分裂をしなくなって角化を始めて毛髪が休止期状態になってしまう事です。種類としては

・M型(額の生え際)

・O型(頭頂部)

・MO型(MとO型の混合タイプ) 等があります。

 

薄毛に関する食べ物について

食べ物と薄毛の関係も大事です。その一つにミネラルがあります。最近、スーバーや百貨店で売られている野菜のミネラル分が減っているとされているのですが、言いかえれば日本人の体内に摂取されるミネラルが、慢性的に不足しているという事です

ミネラルが体内に多くあればいいのか? と思いますが、実はそうではありません。私達が生きていく上で必要なホルモン(身体を快適に働かせる為に必要なものを作りだすのを手伝うものです)を作るのに必要だったり、歩いたりする時に使う筋肉が動くように働いたりするのに微量なミネラルが使われています。

多すぎても身体に害があったりもします。

特に、亜鉛が不足すると身体の中でのタンパク質を分解する事ができなくなってしまうと薄毛で悩んでいる毛髪に影響があり抜けしまう事もあります。他には、男性の精子の数が減ったりもします。亜鉛がキチンと働くには微量の銅も必要となってきます。亜鉛は髪の毛を構成するタンパク質ができるのに必要なのです。

具体的には、髪の毛や生殖細胞で新しい細胞や新陳代謝を促すので、不足しやすいです。体内にある酵素は3000以上あるとされて、亜鉛がないと働かない酵素は300ほどあります。亜鉛は1日15ミリグラム 必要であるとされています。

男性の場合は、亜鉛は前立腺に多くあって、大量の汗で1〜4ミリグラム失われます。

ここで当院のクライアントさんにもよく聞かれるのですが、

ミネラルのサプリメントを飲めばいいですか?

と聞かれるのですが、私個人の考えとしてあまりおすすめしません。個人個人の状態や他の病気のあり、なしでも変わってくるのですが、よくあるのが、早く薄毛を治そうとして大量に亜鉛や銅を含むサプリメントを飲もうとする傾向があります。そうすると、亜鉛や銅といったミネラル分のバランスが崩れてしまって、かえって毛が抜けたりもします。ですので何の為にサプリメントを飲んでいるかわからなくなります。

私がお勧めするのは、できるだけ食品からミネラルを摂られるのが安全で確実だと思います。食べ物でお勧めなのが、牡蠣・しじみ・ココア・アーモンド・肉・玄米・ネギ・大豆・しいたけ・ゴマ等に含まれています。参考にされてください。

また、ミネラルの他に重要とされているものにビタミンがあります。美容ビタミンといわれている、ビタミンB2が不足すると、髪の毛の代謝が悪くなってしまいます。あと大事なのは、タンパク質です。毛髪は、ケラチンという硫黄を含んだタンパク質から構成されているからです。

牛、豚等の肉類や大豆、ピーナッツに多く含まれています。バランスがよい食事が大事になってきます。