ヘア・トニックとスタイリング剤について

今回はヘア・トニックとスタイリング剤についてお話をしていきたいと思います。

ヘア・トニックはエタノールを主成分としていて、清涼刺激剤、防腐剤などを配合したものです。

主に頭皮及び毛根部に作用するものです。

ヘア・トニック中のエタノールの濃度は50〜90%で毛根部に浸透しやすいです。これが女性の薄毛の原因ではないか?と言う研究者もいます。

ヘア・トニックには2種類あります。均一に溶けている単層油性型のものと、もう一つはエタノールに溶けない油(誘導パラフィン等)が配合してあって、使用する際によく振りまぜる2層油性型です。この2層油性型の製品はドライ・スキン用とされています。

ヘア・トニックの原料としては
エタノールがあります。エタノールの効果は、揮発性なので皮膚に清涼感を与えます。配合する成分をよく溶かすして殺菌作用があります。ぬれた毛髪の乾燥を促す働きもあります。

清涼刺激剤があります。これは、すっとした感じがするので配合されている事が多いようです。
かゆみを止める作用もあるのでメーカーとしては入れているみたいです。

止痒剤も入っています。これはかゆみを止める目的で配合されています。かゆみはまめに洗髪をすれば止まるはずですが、その補助として使われています。
かゆみ止めには抗ヒスタミン剤があります。

これらの成分が入っているヘア・トニックを使うのに注意したいことがあります。
それは、ただふりかけるだけでいいのではありません。
頭皮をよくマッサージして、ヘア・トニックを毛根部へ浸透させると同時に、血行をよくするようにしないといけないのです。

スタイリング剤は、いわゆる整髪料と言われるものです。
種類を書いていきますね。

ヘア・リキッドは感触がさらっとして肌触りがよくて、べとつかないので、広く使われています。その理由としては水で洗い流せる、使用感が軽い、手を汚さない、仕上がりが自然である。といった理由があります。
ヘア・リキッドは、ポリオキシアルキレングリコールモノアルキルエーテルを(長くてすいません 笑)エタノールに溶かしたもので、これに可塑剤、湿潤剤などを配合してつくられています。

次にヘアクリームについてお話をしていきたいと思います。

ヘアクリームと女性の薄毛についても述べていきます。

ヘアクリームは一般のクリームと同じ様に洗剤の成分である界面活性剤を使って水と油を乳化させて作ります。

ここで乳化というのは一緒に混ぜ合わせるという意味です。

油分の多い、油中水型、コールド・クリームタイプ と 水分の多い、水中油型、バニシング・クリームタイプとがあります。どちらもコンディショニング効果は同じ様なものですが、バニシング・クリームタイプの方がさらっとした感触があります。また、バニシング・クリームタイプは水で簡単に洗い流す事ができますがコールド・クリームタイプは光沢が強いかわりに、水での落ちが悪かったりするので一般的にはコールド・クリームタイプの製品が好まれています。

今、お使いのヘアクリームのラベルを見てみるといいと思います。これらを参考にされたらいいかもしれませんね。

ヘアクリームの原材料は油性原料と水と界面活性剤とから作られて、これに防腐剤、香料が加えられています。

油性原材料は鉱物性 植物性 動物性に分けられていて、それぞれ次のようなものがあります。

鉱物性これは実は原料が石油からできています。流動性パラフィン、ワセリン、パラフィン 等があります。

植物性はツバキ油、ヒマシ油、ヤシ油、オリーブ油、アーモンド油、モクロウ、カルナウバロウ等があります。

動物性にはラノリン(ヒツジ)、ミツロウ(ミツバチの巣)、鯨ロウがあります。

クリームに使われている界面活性剤は、ほとんど非イオン型のもので、それ以外の型のものはあまり使われません。通常使われる代表的な界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリン、ソルビタン脂肪酸エステルなどがあります。

界面活性剤と聞いて、ちょっと抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、これらの成分は比較的に刺激が少なくて皮膚に対する安全性が高いです。

しかしながら薄毛で悩まれている女性の方であれば現在使用しているヘアクリームを水溶性にして成分も気をけるといいと思います。